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加工のご案内
 藤工房で承ります加工についてご案内させていただきます。
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藤工房の仕立て  お客様の満足のために

伝統の技
当店では明治の代から受け継がれてきた正統派の男仕立てで
皆様の大切なお着物をお仕立てさせていただいております。

確かな実績
当店の仕立ては全国の有名デパート様、大手呉服店様、呉服問屋様に
大変好評を頂いており、長年お取引させて頂いております。

直接対面
様々なお客様の仕立てを承ってきた経験により、より体型に合った寸法を
提案することが可能です。
直接対面により、着心地の良い仕立てをご提案させていただきます。





お手入れ
当店では、お客様の大切なお着物を長く着用できるよう、トータル加工を承っております。
数シーズン着用後、又は目立った汚れがついてしまった場合は丸洗い又はしみ抜きが必要です。
放っておくと抜けないシミになってしまいますので、早めのお手入れを心がけましょう。
当店では洗い張りからお仕立てまでトータルでご相談に応じられます。
格安の裏地も豊富に取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。


こんなシミはどうすればいいの?


染め替え例その1

3〜4cmの大きなシミと、ぽつっとついてしまったシミでした。
シミ抜きをしてみても、古すぎて抜くことが出来ませんでした。
そこで、上から絵を足しました。
大きなシミには黄色いボカシを全体に入れ、霞がかった模様に、小さなシミには、白で柄ぶせしました。


染め替え例その2

クリームの薄い地色にカラフルな絣がかわいらしい紬です。
袖に残念ながら2cmほどの大きなシミが・・・。
しみ抜きでもまったく動かず、最終手段で思い切って全体に色をかけました。
色はシミと同系色にし、目立たなくしました結果、
見事、どこにあったのか、全くわからず探すのに苦労しました。(^^;
近くの絣柄の配置で同じ部分であることがわかります。



染め替え例その3

若い頃にお仕立てされたという薄いピンクが鮮やかな訪問着、薄いがために全体の黄変が目立ってしまっておりました。地色ももう少し落ち着いた色に変えたいし、染め替えただけではシミが浮き出てきてしまいますから、地色変えとともに、吹雪で全体の汚れを目立たないように加工を施しました。
写真では解りにくいのですが、吹雪のグレー以外のお色は元にあったピンク色が浮き出てきているので、全体にかわいらしい印象は残してあるんです。元にあった全体の柄も巻きぼかしで残しつつ、出来るだけ柄にかかった黄変部分もグレー地で目立たなく処理をしました。


上前柄。
全体部分に黄変有り

裾付近は特に目立つ汚れが・・

松柄は胡粉に黄変

それが、こうなりました↓


上写真の身頃部分です。元の濃いピンク色を残し、汚れの目立つ薄ピンクにグレー吹雪をかけてます。

吹雪の下から元のピンクが浮き出てます。おしゃれ♪

上記画像と同じ部分です。柄に近いところまでグレーをかけつつ元のバランスが崩れないように残すのが妙味。



染め替え例その4

若いころお召しになられた中振袖ですが、地色のグレーにヤケが目立ち、箔加工のうえに乗っていた生地が変色してしまいました。
柄に乗っていた箔も全て取れてしまっており、そのうえ畳んでいた際箔が生地に移ってしまっておりました。

これをお孫さんの七歳祝着にというご要望でしたので、柄を残して地色をかわいらしいお色に染め替え、はがれてしまった箔を新たに乗せなおしました。腐食して穴になってしまったところには、補強布をつけ、その上から箔でちょうちょを全体にちりばめました。




染め替え例その5

大きな汚れやシミはないのですが、全体にヤケが多い訪問着です。
地色が薄いベージュ系なので、結構目立ちました。

ヤケが目立たないような色気にご希望ということでしたので出来る限り薄い色で目立たないような感じに仕上げました。


染め替え例その6

シミがかなり大きく、きつくついておりました。
しみ抜きでも動かず、濃い色に染め替えてもこれだけ大きく濃いシミですと目立ってしまう可能性が高いので、同じ柄をシミ部分にのせて、目立たなくしてみました。(地色の違いは撮影の影響です。)


染め替え前 染め替え後







染め替え例その7

右胸に付いた汚れを取ろうと、こすってしまったために生地が傷になり、擦れた跡が残ってしまいました。
生地が痛んでは染めてもそこだけ目立ちますので染め替えは難しい、ということで同じビワの柄を描いて、擦れをごまかしました。






その他、染め替え、シミ抜き内容をブログにてご紹介しております。


無料お見積&ご相談

お持ちのお着物のお仕立て、寸法直し等のご相談を受け付けております。
大体の金額が知りたいという方はメール又は電話にて対応させて頂きます。
遠方の方は宅急便でもやり取り可能ですので、お気軽にご相談ください。

ご連絡先
E-mail info@fujikobo.com
お電話 075-212-0732(藤工房 京都店)
お伝えいただきたいこと 着物の種類(袷、単衣なども)
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